太朗ちゃんと映画

映画(だいたい洋画)の感想文

ショーン・オブ・ザ・デット

 

大好きです。大好き。

youtubeになんかそれらしい予告がなかったのでamazon出しました。

 

【あらすじ】

働いてはいるけど特に熱心なわけではなくぽやんと生きているダメ男、ショーンはついに恋人のリズに愛想を尽かされてしまう。

このままじゃやばいと思ったショーンはリズとよりを戻すためにダメ男脱出を試みる。

ルームシェアをしている親友でニートのエドとどーしてもだらけてしまう。 

そんなこんなしているうちに「ゾ」の付くあいつがロンドン中にあふれていた…

 

微妙なネタバレ注意

【感想】

 ホラー映画というかスプラッターが苦手な私でも見れるくらいのゾンビコメディ映画です。ゾンビなめてる。最高。

ゾンビ映画って(ロンドンゾンビ紀行しか見たことないけど)だいたいゾンビが来たらなんかすごい順応しますよね。やべえ戦うか。みたいな。

①でも、この映画結構反応がリアル。

 今この瞬間で空想の怪物でしかないゾンビがきたら「あーこんな反応するわ」って共感しちゃう。

パブ帰りにショーンとエドはゾンビと出会うんですが、暗闇で顔も見えないし「何あのうなってる酔っ払いやべえ笑」くらいで反応終わり。人間食べてるゾンビは路地で盛ってるカップルにしか見えない。

あったりまえですよねー。そんなのんきなショーンたちにめちゃくちゃ共感できるし、このくそ危ない状況での緊張感のなさがとても面白い。

さらにゾンビだ!!!ってなった後も終始緊張感がない。そのゆるさがとても好き。

②「ゾンビ」なめてる。

 28日後とかだとゾンビ走るんですってね。でもこの映画はゾンビは初期?ゾンビらしくよたよたふらふら歩く。

走れない。

走れないことをうまく利用して、ゾンビを引き付けた後ダッシュで逃亡すりゃいいじゃん。とかゾンビ馬鹿だからゾンビのまねして歩けばばれないよね笑。とか企てて成功しちゃう。大好き。

「ゾンビ」を愛しているからこその演出なのかな!

 ゾンビなめてる感がとても発揮されているのはいっちゃん最後。とてもとてもハートフルな締めで心が「ほんわか」する。

まじで。

③ショーンかわいすぎ

この映画でサイモン・ペグにどはまり。

なんといってもあの泣くときの演技がやばい。

どことなく漂う「小学生男子感」。

だめおっさんのくせにめちゃくちゃ純粋そう。かわいいかよ。

 

【まとめ】

ホラーというよりハートフルコメディ。

イギリスっぱいシュールさとゆるさ満載。

スプラッターとかホラー苦手でも全然見れる。

恋人のおうちデートかお泊り会でいかかでしょうか!!